大野 博司
チームリーダー

昭和33年東京生まれ。
戌年、蠍座、O(+)型。
好きなこと:テレビ(スポーツ・食べ歩き)を見ながら飲み喰いすること。

父親の職業の都合で幼少のころより全国行脚する(幼稚園3つ、小学校4校、中学・高校も途中で1回ずつ転校した。入学と卒業が一緒なのは大学がはじめて)。そのせいか、来る者は拒まず、去る者は追わず、差し障りのない人付き合い法を体得した(と少なくとも本人は思っている)。事実をなるべく正確に表現しないと気が済まない(一見研究者向きにみえる)が、研究の多くは全てが明らかになっているわけではないので(そうなったらこの職業は成り立たない?)、正確を期するあまり結局何を言っているかわからなくなることが多い。でもO型なので結局は大雑把。

略歴:昭和58年千葉大学医学部卒業後、同麻酔学教室に入局。4年間の臨床経験を経て昭和62年大学院医学研究科に進学し、1年間京都大学薬学部(佐藤公道教授)で基礎研究のイロハを学んだのち、谷口克教授、斉藤隆教授の元で免疫学、分子生物学の手ほどきを受ける。平成3年大学院卒業、千葉大学医学部助手。平成3年秋より半年間、ケルン大学遺伝学研究所のKlaus Rajewsky教授の元でノックアウトマウス作製の技術を学び、T細胞抗原受容体のzeta鎖、eta鎖ノックアウトマウスを樹立する。その後、T細胞抗原受容体の細胞内での輸送機構から細胞内蛋白輸送全般に興味を持ち、平成6年4月より米国国立保険衛生研究所のJuan S. Bonifacino博士の研究室でポスドクとしてゴルジ以降の分泌系およびエンドサイトーシスにおける選択的蛋白輸送制御機構の研究に従事。平成9年2月に帰国し、同5月より千葉大学助教授、平成11年4月より金沢大学がん研究所教授。平成14年2月より現職(16年3月まで併任、4月より専任)。